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Web3資金は底堅い—Depayがシードで400万ドル調達

North Island Ventures主導でDepayが400万ドルのシード資金を調達した。相場が静かな中でも、投資家がWeb3案件に出資し続けている一例だ。

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6 months ago

TL;DR:

  • Web3スタートアップのシード調達は続いている。規模は2021-2022年のピークより小さく、平均300万〜500万ドル程度
  • 投資家はホワイトペーパーより、動くプロダクトに資金を入れるようになった
  • 直近四半期は相場が比較的落ち着いており、Depayには開発に集中できる時間ができた
  • DCGなど戦略的投資家の参加は、紹介や次ラウンドの調達でプラスに働くかもしれない
  • Depayはプロダクトの詳細も資金使途も明かしていない

Depayが400万ドルのシードラウンドをクローズ

何を作っているのかまだ公表していないWeb3スタートアップのDepayが、シードラウンドで400万ドルを調達した。クロージングは2026年4月14日。

リードはNorth Island Ventures。CMT Digital、Verda Ventures、Onigiri Capital、Digital Currency Group(DCG)、Hash3が参加した。バリュエーションと資金使途は非開示。

| 項目 | 内容 | |--------------|---------| | プロジェクト | Depay | | セクター | Web3(詳細は未公表) | | ラウンド | シード | | 調達額 | 400万ドル | | バリュエーション | 非開示 | | リード投資家 | North Island Ventures | | 参加投資家 | CMT Digital, Verda Ventures, Onigiri Capital, DCG, Hash3 | | 発表日 | 2026年4月14日 |

今回の調達規模は、直近のWeb3シードのレンジ(300万〜500万ドル)に収まる。2021〜2022年の大型チェックからは縮小したが、ディールフロー自体は途切れていない。

投資家の顔ぶれ

ラウンドで目を引くのは**Digital Currency Group(DCG)**だ。DCGはCoinbaseやGrayscaleを含むポートフォリオを持っており、参加はDepayが広義のクリプト・インフラ領域に位置する可能性を示している。ただし、企業側の詳細開示がない今の段階では推測でしかない。

いくつか気になる点がある:

  • North Island Venturesはブロックチェーン・インフラに強い。Depayの方向性のヒントになるかもしれない
  • Onigiri CapitalはAPAC志向が強く、将来の国際展開を見据えている可能性がある
  • ビッグテック系の参加は見られない——クリプトネイティブな資金が、クリプトネイティブな案件を支援している構図
  • DCGとHash3はネットワークが広く、将来のSeries Aで紹介が期待できる

シード段階での非開示は珍しくないが、評価は難しくなる。エクイティかトークンか、あるいはハイブリッドか、スキームは不明。何を作っているのか、競合は誰かも分からない。

分かっていることはシンプルだ。VCはまだWeb3に資金を入れている。 2022〜2023年の低迷は関心を消すには至らなかったが、投資家を選り好みするようにした。ラウンドは小さくなり、デューデリは長くなり、起業家にはホワイトペーパー以上の実体が求められている。

今回の資金で、Depayはプロダクトを磨き、Series Aに臨むためのランウェイを確保した。ただ、その成否は彼らが実際に何を作っているかにかかっている。現状、それは公表されていない。

結論: 今の段階では「早い」としか言えない。プロダクト非開示のシード局面なので、優位なのはビルダーとシード〜アーリー期のファンドだ。トレーダーや長期ホルダーにとっては、今のところ動ける材料がない。