Perplexity、Computer機能の指揮モデルをGrok 4.5へ変更
ProとMaxプラン向けのエージェント制御を安価なモデルに移行
3 days ago
TL;DR:
- Grok 4.5が有料ユーザー向けPerplexity Computerの実行基盤になった
- 社内テストで他より優位でOpus 4.8の半分のコストだと主張
- 外部検証がない自社ベンチなので様子見が無難
Perplexityのアップデート
Perplexityは上位プラン向けComputer機能の実行基盤にGrok 4.5を採用した。AIエージェントの計画立案とツール呼び出しをまとめる役割だ。単なる置き換えではなく、運用コストと品質のバランスを見直した動きに見える。
主張はこうだ。
- 社内WANDRテストでGrok 4.5構成が他を上回った
- AnthropicのOpus 4.8を使う場合と比べてコストが約半分
- 対象はProおよびMaxプランのComputer機能ユーザー
| 論点 | Perplexityの主張 | |---|---| | 役割 | エージェントの計画とツール実行を調整する司令塔 | | 比較対象 | Opus 4.8を含む他構成 | | 性能 | WANDR社内テストで優位 | | コスト | Opus 4.8比で約半分 |
エージェント型プロダクトではツール呼び出しが積み重なりやすい。オーケストレーター部分の単価が収益に直結するから、PerplexityがGrok 4.5を選んだ理由は性能だけでなく継続コストにもある。
ただWANDRベンチマークはPerplexity自身のテストで、外部から再現された結果ではない。現時点で言えるのは「Perplexityが自社でGrok 4.5を有利と判断した」という事実までだ。
何を意味するのか
重要度は中程度。AIエージェントのプロダクト更新で、市場構造をすぐ変える材料ではない。一方でモデル選定が性能競争からコスト込みの実装競争に移りつつあることを示している。
注目点は三つ。
- 外部ベンチでWANDR上の優位が再現されるか
- 実際の利用で応答品質やタスク完了率が上がるか
- 低コストオーケストレーターの採用が他社にも広がるか
Verdict: この動きで優位に立つのはエージェント運用コストを詰めているビルダー。トレーダーや長期ホルダーにとっては今のところ直接の材料ではない。